今日は、
為替レート360円からの
円高の歩みについて学びましょう。
円とドルの為替相場の変遷をみてみると、
ほぼ、一貫して上昇して来ました。
戦後、固定相場制がひかれ、
まず、
1ドル=360円
という水準からスタートしました。
長く続いた固定相場の時代から、
“円”と“ドル”
の通貨の交換比率を示す
外国為替レートは、その後、
スミソニアンレート(1ドル=308円)
という時代から、
さらに、
1973年2月より
完全な変動相場制に移行しました。
この間、ほぼ、一貫して
円の国際的なレベルでの価値は、
上昇し続けてきましたね。
外国為替市場での各国通貨の相場は、
その国の国際的なレベルでの
経済力を反映するものと言えます。
つまり、
1ドル=360円から1ドル=120円台になった
という「円高・ドル安」ということは、
日本の経済成長率が群を抜いた
高さということが出来ます。
この、経済成長が高いということは、
同じ製品であっても生産性の向上によって
安い価格で生産できます。
日本の場合は、
1955年代に、繊維・化学製品、
1965年代に、電気製品さらには自動車、
工作機械などの製品、
これらは、世界的な規模で需要が高くなって、
輸出が活発になりました。
そして、
輸出の増大により、
日本企業はドルなどの外貨を獲得し、
獲得した外貨は円に換える。
つまり、
“外貨売り・円買”
いという通貨売買が盛んになったんですね。
これは当然ですが、
円相場の上昇につながりますね!
そして、1985年に、為替では有名な、
“プラザ合意”
がおこなわれました。
これは、米国のドル高対策ということです。
このプラザ合意によって、
急速な円高が進行となりました。
プラザ合意前日の東京市場は、
1ドル=242円
でしたが、
1988年の年初には、
1ドル=128円まで進行しました。
円高を受けて、
日本国内の輸出産業や製造業は
他国と比べ競争力が落ちてしまい、
この状況の対策として、
公定歩合を引き下げるなどの政策が行われました
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