投資において、
思い込みと錯覚のパターン
「B実績へのこだわり」について、
お話したいと思います。
下記の二本の黒い線で、
直線部分は、
上下のどちらの線が長く見えますか?

二本の黒い線は同じ長さで、
いづれも、赤い線の長さです。
黒線それぞれに、矢印が付く事で、
思い込みと錯覚がおこります。
投資についての錯覚のパターンは、
次のようなものがあります。
@ 自信過剰
A 思い違い
B 実績へのこだわり
C 後悔
D 心理的な計算
E 短略的な思考
F リスク回避と損失回避
B短期実績へのこだわり
リスクを長期と短期で比較する場合、
短期リスクに極端にこだわること。
実際に10年以上の投資をしている投資家は、
年に何度も投資実績を確認したり、
反応を示したりすることはまれですが、
投資を始めたばかりのときは、
常に価格変動が気になります。
多くの投資家は、
長期投資の話を好みますが、
行動は短期的で、
運用の実績を頻繁に確認したり、
短期間の価格変動の大きさに反応を示します。
また、
投資期間とは関係なく、
中途の価格変動幅に過敏になることがあり、
投資期間があたかも本当の投資期間より
短いかのような行動をとります。
次回は、
「後悔」
についてお話します。
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